大聖院ついたち参り、『宮島おかげ市』(仮称)のこと、

<添付画像>広島県廿日市市宮島町・大聖院境内にて、
(撮影年月日):平成25年5月1日
(撮 影 者):トーマス青木
(撮影機材) :iPhone4S

弥山大本山大聖院境内にて5月1日午前11時過ぎ、観音堂の庭園付近から、弥山の山上を望む伊達男がいた。
なんと脚元から首元まで、紺絣の襤褸を纏い、染めストローのハットを冠った御仁だ。 こりゃ、そうとうな洒落者にて、尋常ではありませんぞ。
「……?」
「そう、そうなんです。平成の寅さんを自称し『きまぐれぎゃらりい一颯かん』を率いる恭アニイ。なのです」
宮島は海の間際にある厳島神社の山奥弥山より、宮島弥山大本山大聖院あり。 毎月初めは、恒例の『ついたちまいり』あり。
朝早くから、多くの檀信徒様のお参りでにぎわう大聖院の境内で、昨日5月1日は『古本市』を開催した。
出店参加者、総勢7店舗。
毎月の初日、すなわち『ついたち』には必ず開催する。
週末であろうがなかろうが雨が降ろうが雪が降ろうが槍が降ろうが何が何でも取敢えず一年間は、休まずに古本市なるものを開催する。という意気込みでスタートする。 ことの発端は3年前、NPO法人宮島ネットワークの祭事として提案したものだけれども、実行儘ならず3年が経過し、ようやく平成25年の5月1日にスタートする。
いわゆる『言い出しっぺ』は不肖トーマス青木なれど、決して一人では開催できず継続も不可能である。 すなわち3年間は、上述の賛同者に事欠き、古本市実施の叶わぬ歳月が経過した経緯あるものの、決して無駄な3年ではなかった。
おかげさまで企画の立上げに最初から加わって下さった精鋭出店者ばかりが内揃い、大過なく初日の興行を終えることが出来ました。 ひとえに、大聖院座主様はじめお寺事務所の皆様、檀信徒の皆様、大聖院境内にお参り下さった観光客の皆様のご力添えの賜物です。 そして出店者各位の革新的な発想と行動力のおかげであります。
さて、
本日2日はお休みさせて頂き、
明日3日より、4日から5日まで、3日間連続で『古本市』を開催します。 特に5月3日は出店数も増え、古本にちなんだ雑貨や『豆本』や『書票』など、はたまた愛犬の洋服販売など、おしゃれなショップも出店します。 宮島へお越しの皆様、この機会に是非『宮島弥山大本山大聖院』の境内まで、足を延ばしては如何でしょう?
(投稿:トーマス青木)
ご講読、ありがというございました!

(追記):大聖院さまの境内をお借りして毎月1日プラスアルファ―複数日にて開催する、民芸雑貨古本市のタイトル『宮島おかげ市』(仮称)は、今後3年がかりで日本全国に名を馳せる様な『市』にしたく、あらためて『市』の正式名称を考案中です。読者の皆様からも、すれきなネーミングを募集しています。
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