ありがとうございます! ;『'12.一箱古本市』を終えて、
「旅遊亭」のかかわる平成24年度の古本市は、昨日(11月18日)をもって全て終了しました。
……して、昨日の結果は?
102冊(文庫本100冊+単行本2冊)を出品した結果、32冊(文庫本30冊+単行本2冊)を販売しました。
ま、
全冊販売は無理としても「50冊売れたら大成功!」と思いました。が、わずかそう簡単に事は運ばない。 でも販売率30%(100冊中30冊)なら、『よし』としましょう。
内容的には、30円本で出品したものよりも約数10円から数100円で値付けした本から、先に売れていくのです。 なかなかさばけないから30円で値付けして、まさに在庫処理を目的に出品した商品は、やはり売れない。
「30円で安く売っています!どうぞ買ってください……」といっていたら、
「値段は関係ないですよ。読みたい本があったら、その時に買うのです……」と、若い男性(お客様)から返答あり。
一通り旅遊亭出品書籍を眺めたその男性お客様は、結局、何も買わずに平然と立ち去り隣を物色なさる。ここが一箱古本市の良いところです。一店舗で欲しいモノが無ければ隣の店を見てまわる。小さな古本屋さんが一塊(このたび32店舗出店あり)になってお祭りをする。お客さんはお祭りの奮起で衝動買いする? だから『一箱古本市』は良いのです。
そうなんです。
やはり値段のもんだいではないのだ。
その時、買いたくなる商品が『それなりの価格』で売られていたら、それでよいのですなぁ。
勉強になりました。
かくして来年から、出品商品の方針を大幅変更することにしました。
第一は、『少数』出品。
(本は重いのです。そもそも、酸素ボンベを携行しながらの古本市参加は重労働なのです)
第二は、『精鋭』出品、すなわち良い本ばかり出品する。
(良い本とは、読んで頂きたい本、他人様に見せたい蔵書の一部、等々……)
そして、
第三に、『高価格』設定。
(安本安売りは致しません。めずらしい本、希少本?ばかりを出品する)
しめて、
少数精鋭にして、高額商品ばかりを出品する。
以上、
旅遊亭書籍部の『一箱古本市・参加要領』を定めます。
「…… ?」
「はい、乾坤一擲!一冊買って下さればOK、大満足です」
「…… ? !」
「全く売れなくても大丈夫。出店するだけで、既に目的達成です……」
締め括りに一言、
「ブックスひろしま・一箱古本市事務局のみなさま、今年も大変お世話になりました。ありがとうございます。らいねんもよろしくねがいします……」
そして、
「お馴染みの一箱出店オーナーのみなさま、今年もいろいろお世話になりました。ありがとうございます。またらいねんもお会いしましょう……」
(旅遊亭・古書部)
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