みやじま桜(3/5) 塔の見える坂道

<画像>:『桜咲く五重塔』
(撮影日時)平成24年4月9日午前10蒔45分頃
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町
(撮影機材)iPhone
(撮影者) トーマス青木
日本全国津々浦々に散らばっている所謂(いわゆる)名勝地には、誰が撮っても『必ず絵になる風景』がある。 当地宮島にも『絵になる風景』が散在し、訪れた人々曰く「宮島は、どこをとっても絵になる……」との表現にきっちり当てはまるポイントの一つが此処。
まずは、宮島表参道商店街から町家通りに入る。
町家通りの山側に位置する幸神社前を登ると有名な『某あなごめし屋さん』がある。さらにあなごめし屋から右手に、急な石段を登ると(前回撮影ポイントで紹介した)、『塔の岡』に通じる。 『塔の岡』入り口の手前を左に折れ、僅か1分足らず坂道を山手に向け登ったのがこの場所。
もっとも宮島的な景観を望めるポイントです。
五重塔の右手に見える建造物が『千畳閣』。
春爛漫の『桜』と、五重塔の色調バランスが素晴らしい。
これ、
季節変わって秋になれば、さくら色の『桜』が紅葉した『もみじ』に入れ替わる。
さて、
「一度訪れると病みつきになる、宮島詣」と云われ、何度も通いたくなる宮島。 宮島に在る千差な魅力且つ万別の趣きはすなわち、四季折々の大自然の営みによって創り出される和の美のパノラマこそ、『世界遺産登録』された厳島神社の人為的文化遺産に勝るとも劣らない、先輩日本人と日本列島(中国地方)四季折々の気候が織成す大自然が造った『自然遺産』なのであります。
大切にして、後世に残したい(人のつくった)文化遺産。
たいせつに守りたい、大自然。
守らねばならない、自然環境。
壊してはならない、気候。
在ってほしくない、気候の大変化、、、。
このところ、宮島のさくらやもみじが急速に弱っているそうです。
NPO宮島ネットワークに数年前から『桜もみじを守る会』という分科会が結成され、活動開始しました。
大自然は、放っておくと変化するそうです。 宮島の桜も紅葉も、所詮、江戸時代の人々が『宮島を観光地にするために』サクラやモミジを人為的に植え育て管理して今に至ったもの。 これを、多くの人(観光客)が来てサクラやモミジの樹木の周りを踏み固め、且つ肥料をやらないまま放っておくと、これまた自然と樹木が枯れてしまう。
だから今、サクラとモミジを守る会のメンバーが音頭をとって『大自然と人為的文化』のバランスを整えるため、各種活動をしているのであります。
がんばってください!
否、他人ごとではない。忘れていました。私もこの分科会メンバーの一員です。
……なんとも、まの抜けた話です。
おっと、そろそろ宮島に向かいます。
本日午後から『NPO宮島ネットワーク』の月例会あり、ちょいと真面目に例会参加してきます。
(投稿:トーマス青木)
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