縮景園の梅

「広島縮景園の梅」
(撮影月日)平成24年3月初旬
(撮影場所)広島市中区
(撮影者)Takashi
広島市の梅の名勝は、宅地化などが進み少なくなった。以前は安佐南区八木の梅林などが有名であったが近頃は、梅の木はどこにあるのかわからないような状態であり名前だけ残った感じである。
また、桜は公園や公共施設などにも多く見られ、梅は桜に押し切られたのかもしれない。確かに華やかさにおいては、桜にかなわないが、私は春寒を耐え忍ぶ粘り強い梅の花が好きである。この時期になると、縮景園の梅を思いだし見に行くことにしている。
縮景園の作庭者は、茶人として知られる広島藩主浅野家の家老上田宗箇といわれている。おりしも、ひろしま美術館では、「生誕450年記念 上田宗箇 武将茶人の世界展」が開催されている。縮景園の梅林は当時から同じ場所にあったかどうかは定かでないが、今では、県立美術館寄りにあり、同美術館の借景にもなっている。
梅にもいろんな品種があり開花時期にも幅があるが、今年は春が遅かったため桜にバトンタッチするまでは楽しめそうである。今は満開のものも一部あるが、これからが本番である。
(投稿:Takashi)
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