ジェームスの一言:『向う三軒両隣り』
夢が丘団地も住民の高齢化が進み、我々世代の子供達も成長し、巣立った後は核家族化になり、独り住まいや高齢者夫婦での生活世帯も増えています。
「防災」だけでなく「介護」にも“共助”が必要になってきていると思います。 高齢者への対応については、民生委員の方々の活動への協力と近隣の町内会住民の見守りが必要な社会になってきています。
特別養護老人ホームや介護老人保健施設等は、多くの入所待機待ちの人で入所ができ難い状況です。 その為、自宅での在宅ケアが重視されてきています。
高齢者は、それぞれ長い人生経験の中から形成してきた人間関係や価値観、ライフスタイルを持ちながら自立した生活を送られてきました。 自宅での生活である「家庭」は生活の基盤であり、高齢者の多くは出来る限り住み慣れた家庭や地域で老後生活を送ることを願っておられると思います。 このような希望に応えるためにも、高齢者が無理なく自宅で在宅ケアを選択できる環境を作ることが必要です。 高齢者が外出や好きな買い物をしたり、友人に会ったり、地域社会の一員として色々な活動に参加して、自分の生活を楽しむことが出来るような自立した生活の実現が図れる環境です。
この環境作りのために、地域住民の“共助”が必要と考えます。
自分の幼少の頃は、隣家との距離感は無く、隣人同士お互いが助け合ったり、近所の親父さんからヤンチャな行動を怒られたり注意されて逃げ回って楽しんでいた昭和の良き時代でした。 プライバシーがほとんど無いような時代でしたが、お互いを助け合う精神は非常に心に残っています。
時代が変わり現在は個人主義が徹底しており、他を干渉したり、他人の懐(ふところ)へ勝手に入り込むことは出来ません。
でも、夢が丘町内会の各行事を団地住民が協力し合って実行し、お互いを知り合うことが大切で、昭和の“向う三軒両隣り”の心が平成の“共助”になり、夢が丘団地住民の「絆」になると確信しています。
(投稿:ジェームス赤木)
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