的を得たり、森保研究会!(No.-1); 「厳島門前町について」に参加、、
これ、花岡拓郎先生(現在「蘭東閣美術館」学芸員)からのお誘いあって、先の3月28日の日曜日午後、行ってきましたよ。
そうです、勉強会に行ったのです。
― 演題:「厳島門前町について」(講師:松井輝昭教授)
何だって?
「一か月前に宣言した内容と食い違っているじゃないか!?!」
と、思われる読者がいらっしゃるかも知れないけれど決して違っていません。 宮島の観光産業現場には二度と入りたくない。が、郷土の歴史探訪は私のライフワークでありまして、つまり、わざわざその度に宮島くんだりまで出向かなくとも、広島市内で県立広島大学の教授であらせられる『松井輝昭先生』の講義を拝聴できるのだから、これは参加しないわけにはいきません。
いや、さすがに松井先生の講義は(いつ拝聴しても)良い!
それで、何処が如何良いのか? と、大学教授の講義の良し悪しを問われれば、さて? 妙な切り口ですが、先生の御声は美しくリンと冴えわたり、且つ聴講生を酔わせる学者的色気在って素晴らしい。
不肖トーマス青木のイメージはたまた固定概念として、
「おおよそ歴史の先生なんて美文の書けない落ちコボレ文学者であって、文章が書けないなら話す手立てがあり、かといって話し喋らせれば独り善がりの退屈な話しかできない連中ばかりだ……」
と、決めつけていたのですが、これが大間違いでした。
そう、松井先生の講義は違う。
拝聴していて良い気分になり、いつのまにか学問する気分にたたみ込まれるから不思議です。 でもって久しぶりにレポート書きたくなり、近日中に聴講感想文をまとめてみたいと思います。 ひとまず本日は、広島広大森安教授よりお送り頂いた『お知らせ』からご紹介します。
<続く…>
(投稿・トーマス青木)
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以下、森保研究会から頂いたメールです)
≪講演会(卓話会)のお知らせ≫
関連諸分野の先生方に、ご登壇頂き、自由に、ご講演頂き、その中に、私共の専門分野である、「建築計画(学)」、「都市住宅(学)」等々に対する「想い・期待」について、ご自由にお話しを頂く、「学際領域シリーズ」としての『講演会(卓話会)』を、両学会の共催により、企画致しました。ここに、下記の通り、ご案内致します。
この度は、厳島神社の「謎」に魅せられ、その成立について、中世文化史・古文書学のお立場から、研究されている県立広島大学の松井輝昭先生に、関連史料を新たに紐解きつつ、今まで扱われることが少ない、厳島(宮島)門前町について、その中で、その形成についても可能な範囲で、お話しを頂きます。大いに、ご期待頂き、奮って、ご参加下さい。
主催:日本建築学会・中国支部・建築計画委員会
都市住宅学会・中国四国支部
日時:2010年3月28日(日)13:00~15:10
場所:学校法人鶴学園・広島校舎(広島市・中区・中島町5-7)402室
℡:082-249-1251 (参考:平和公園の南側の土谷病院の裏手・南側にあります。)
講師:松井輝昭 氏 公立大学法人 県立広島大学 人間文化学部 国際文化学科 教授
専門研究内容:「中世の厳島文化と地域史料の研究」
演題:「厳島門前町について」
参加費:無料
申込:広島工業大学・環境学部・地域環境学科・環境デザイン学科 森保洋之 まで
Tel:082-921-3121(代表)
・@Fax: 082-921-8979(学科事務室)
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