夜明け前;宮島包ヶ浦にて

<画像>:湯気立つ『宮島包ヶ浦海岸』
(撮影日時)平成20年12月下旬午前7時15分頃
(天 候)晴れ
(撮影場所)廿日市市宮島包ヶ浦自然公園
撮れました!!!!!
この一枚を撮るために(ちょいとおおげさか?)、包ヶ浦に滞在していたのです。
何が撮りたかったかといいますと、海面から水蒸気の立ち昇っている「さま」を!です、、、。
11月下旬のこと、一度、よく晴れ渡った早朝に見たので、もう一度、「海面から湯気の立つ様」を見たかったのです。 この湯気、どうやら、ゆるりと、山手から海の方向にたなびいている様子。
「どうしてこうなるのか?」
ちょいと来年からその研究始めます。
いやなに、大げさなことではありません。この研究はすぐ済みます。
なぜかと言えば、私が知らないだけで「包ヶ浦のこと」良くご存知の、ごく一般の普通の宮島島民にお聞きすればすぐ分かることです。

上記添付画像は、僅か2分後のもの。
(画面が暗くなっているのは、露出のバランスが変化しただけのこと。時間が逆戻りしたのではありませんぞ!)
わずかですが、もうすでに水蒸気が見えなくなっています。
画像中央に見える島が、今は閉鎖となった昔懐かしき海水浴場且つキャンプ場のあった「絵ノ島」(漢字が分からなくなった)です。
あと2~3年以内に、『宮島包ヶ浦自然公園』内に在る『宿泊施設』が閉鎖されるかもしれない。 廿日市市「市営宿泊施設」なのですが、管理経費が掛かりすぎてどうしようもないとのこと。つまり、宿泊施設と公園内整備のために必要な職員の人件費が賄いきれていないとのこと。つまり、いろいろな理由で、宿泊利用者が減少しているとのこと。だから宿泊施設を閉鎖するというのですが、あまりにも理由薄弱、且つ、如何にもお役所的発想である。 世界に誇れる海と山と川の3拍子揃った大自然を一度に楽しめる場所「包ヶ浦自然公園」を、お役人は安直にぶっ潰す(せっかく25年前に作った宿泊施設を取っ払う)というのだから信じれない。
このような素晴らしい大自然の箱庭的景観を呈す場所は世界中探したってざらにありません。 猫に小判とはよく言ったもの。
今たとえれば、廿日市市に合併した宮島の包ヶ浦は廿日市市にとって天から降ってきたも同然であって、大自然が造作したこの景観と自然環境の価値が分からないのだろうか?
云わば、『廿日市市に、宮島包ヶ浦宿泊施設ケビン』? ≒ 猫に小判
はたまた畝巣子(UNESCO)世界文化遺産に登録された厳島神社と宮島街中のみに胡坐をかいてしまった宮島島民の傲慢さがあるか?
云わば、『宮島島民に、宮島包ヶ浦自然公園』!・・・ ≒ 猫に小判
もしも間違って、「素晴らしい施設」を閉鎖したら、宮島町民(島民)と廿日市市役所の行った愚策として歴史に残るでしょう。 ユネスコの世界文化遺産指定を受けた『厳島神社』及び『神社周辺の宮島町中心街』がUNESCO世界遺産指定を受け得たのは、ひとえに宮島に残された大自然が織り成す景観の美しいバックグラウンドが文化遺産厳島神社と大鳥居の背景にあったからです。
そして、
宮島に残されている大自然美の『その典型』が、今、包ヶ浦に残されているのだ。
<トーマス青木>
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