宮島大鳥居100景 (第2回) :夕日に映えるは「鳥居の聖影」?・・

<画像>:宮島の大鳥居
撮影日時:2007/04/03 about 05:10p.m.,,
天候:晴天
4月上旬のこと「よく晴れた午後」。夕刻の5時過ぎ、、、。
夕暮れ時の宮島は、ことのほか静寂となる。
午後4時を境に、ほとんどの日帰り団体観光客は宮島を離れはじめ、この季節(4月上旬)の日没前の時間になれば、地元の人たち、泊り客、宮島近郊に住んでいる人しか残っていない。
数日前の「そんな時間帯」に、たまたま宮島に居合わせた・・・
かくして、この時節、この時間帯、この撮影位置からは、ちょうど太陽の沈む方向と宮島の大鳥居の位置は合致し、見事な朱色の大鳥居も、強烈な夕日には逆らえず逆らわず、シルエットとなってしまう。 干潮時の干潟をスクリーンとして、もともと大きな大鳥居を、さらに十数倍にも拡大した巨大鳥居の影絵をみた・・・
この時間、数十秒単位の時間経過と共に、刻々と太陽の位置は低くなり、いよいよ数分後には、大鳥居の中に納まってしまうであろう・・・
強烈な逆光から、カメラアイの乱反射による画像の乱れ、なんとも美しい。まるで右手前の石灯篭に「ともしび」の燈っているが如く、レンズは太陽光をスペクトル的に分析するを視るのも一興か。 これ!地球の自転による、日没の瞬間と一瞬か。 ならば、宇宙的四次元世界を瞬間的に捉えた事の証明になるのではないであろうか・・・
宮島の大鳥居を役者に喩え、宮島と本州(廿日市市)の間の瀬戸内海海面を舞台に喩えれば、これら大鳥居と海の織成す舞台演劇の大自然的シナリオは、在るはず、、、。
そのシナリオを書き且つ描きもって、これを演出する一大「演出家」とは、たぶん地球規模的の大自然であり、「総監督」あるいは「スポンサー」となるのは、太陽系宇宙なのか!? ならば、人間世界の創造力など、この演出家と総監督にはかなわないし、とても太刀打ちできるはずが無い、、、。
そんな宇宙的感性で捉えれば、大鳥居観察も面白いか、、、。
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