秋葉原通り魔事件と参院問責決議を憂いつつ『バルセロナの追憶』(1)

The Memory of Barcerona City, Spain, on June, '03. (Time = about 10:15a.m.?)
入梅したのかしないのか全くわからない今日この頃、一年中で最も厭な季節に突入したのかしていないのか全然見当の付かない日々続く中、私自身の体内時計標準時間(1日25時間)は再び世の常識と逆の時間帯となってしまった。
つまり、昼と夜が逆転してしまって凡そ10日間になるか。 このところ明け方(午前3時半から4時頃)になってようやく眠りに付く日々が続くから、昼間の思考力と行動力が鈍って仕方のない日々が続き苛立って仕方のない状態の真っ只中に、何やらお江戸は秋葉原界隈で奇想天外にして奇天烈な無差別大量殺人事件が発生する。 これすなわち、若干25歳の悩める若者加藤何某の単なる「自己流ウップン晴らし」が引き金となっての暴挙なり、、、。 「秋葉原の通り魔事件」?!と称しているけれど、これを通り魔とは云わず、「秋葉原のトラック暴走キチガイの刃物振り回し事件」と称すべし。 つまり、この際適切な言葉である正しき日本語『キチガイ』を死語にしてはならず、ここははっきり「アキバのキチガイ沙汰」と称すべし。
さてこのキチガイ刃物事件発生の後、キチガイ的に狂喜し勢いついたのは何処の誰か? そう、我国独特の能無しネタ無し無手勝流無責任且つ覗き見趣味的低俗集団すなわちTV各局により競って報道してしまうのだから、それでなくても睡眠不足により昼夜顛倒してしまっている私の苛立ち状態は逆撫でされ、さらには民主党による問責決議というカタチで表現された福田政権転覆目的的政局遊戯は、我国政治を3流の現状から更に10流に貶めたからますます私の気分を逆撫でしてやまない、、、。
トーマス青木は落胆且つ激怒のあまり、とある真夜中に東京駅北口あたりからレンタカーを駆って国会議事堂並びに主要TV局の正門前に突入し、三島由紀夫先生ならぬ「割腹自殺」を数次に亘って試みようか!?と思ってもみたが我が皺腹は一つにて一回腹切ったら最後にて侭ならず、これもまた模倣犯的にて幼稚すぎ、あまりにも埒が明かない。と、判断、、、。
あれこれ混沌とする気分で迎えた今朝は、少しずつ1日25時間体内時計周期が進みつつ体調整い始めたところ、
「このまま自分自身の正気を失ってはならぬ!」と憤死寸前の、強情にして軟弱な我が精神に発破をかけたところ突然、なにゆえか?ふと数年前の出来事を思い出した。
なにゆえか?ふと思い出したから、我が一命をとりとめた。これで死なずに済んだ、、、。
のどかな欧羅巴大陸生活を思い浮かべれば強烈に捻じれ曲がり歪み捲っていた我が心は、若干ながら和みはじめたのであります。
かくして(失いかけていた)正気を取り戻し、「我国のマスコミ報道とは!?」を考えてみれば、すなわち平和ボケの我国国民にとっての報道とは、まともな思考能力を欠いた人間が跋扈するを憚ることなく、漫画チックに描き一喜一憂し、表面的な見せかけだけの批判を述べ常識論を吐いて以上終わり!?!
「これが我国報道なり!?」
そんな我国マスコミ報道ばかりをまともに見たり聞いたりしていたら、まともな人間までもが馬鹿になる。 馬は競馬場で見ていればいい。 鹿は宮島の鹿を見ていればいい。 もう、たくさんだ。 こちとら、我国マスコミの茶番劇と貧弱な日本政治に一喜一憂する暇があったら、この際あらためて「第3の故郷マドリッドにでも遠出し3ヶ月程度の長逗留!」と、決め込んだ方が精神衛生上の健康が保てるのではないか?
と、思いつつ、
わずか数年前まで?さりとてもう6年も前になるか? 必ず週に数度、朝食と午後の飲酒タイムに訪れていたバルセロナの旧市街に在るカフェを懐かしく回想しているのであります、、、。
画像収録の時節は、ちょうど6月下旬になるか。 乾燥したイベリア半島は我国的梅雨など皆無であって、6月は、真夏の灼熱地獄一歩手前にして私のもっとも好むシーズンなのであります。
さて、今から我家の猫の額程度の庭先に出て『アウトドアーブランチ』でも頂きますか、、、。
<投稿・世を憂うトーマス青木>
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