宮島太鼓!讃岐路を行く… (讃岐旅情 by 濱岡寛次)
― 讃 岐 旅 情 ―
written by Mr. Kanji Hamaoka
お世話している「宮島太鼓」を引率し、宮島口より貸し切りバスを仕立て四国日帰り旅行に出発したのは先週末4月4日の早朝。 四国こんぴら歌舞伎の「顔見世お練り」という「役者町廻り」に加わって宮島太鼓の演奏をする目的で今年も日帰りバスツアーを仕立て、讃岐に行ってきました。
歌舞伎講演に先立って、「四国こんぴら歌舞伎・顔見世」の『お練り(町廻り)』に、宮島太鼓が参加するようになってから今年で10年を迎えます。
「ナンのこと?」
「ハイ、ご説明します」
「四国こんぴら歌舞伎」とは、
香川県琴平町に江戸時代天保6年(1835年)に建てられた金毘羅大芝居「金丸座」あり、昭和30年頃から復元運動が起こり、現存する芝居小屋としては日本最古といわれています。 ここで年に一度、そうそうたる役者の歌舞伎公演が行われます。 「顔見世お練り」とは、その公演に先だって、役者さんが人力車に乗って挨拶町廻りすること。 今年出演される主な役者の方は「市川海老蔵」「市川右之助」「片岡市蔵」「市川男女蔵」「坂東亀寿」「尾上松也」「尾上右近」という顔ぶれで、4月5日から23日までの19日間、38公演という舞台です。 この「顔見世お練り」には、御囃子、神輿、世話役等々も一緒に町に繰り出す。といった豪華絢爛で盛大な行列です。 その行列をよりいっそう賑やかにするのは「お練りの見物客」。 集まった金毘羅歌舞伎のファンの多いこと多いこと、、、。 人の行き交えないほどに道の両側に集り群がり「お練り」行列に向けて一斉に、紙吹雪をかけるのです。
私たち宮島太鼓は「お練り行列」の先頭を、笛・鉦・うちわ太鼓・締太鼓・桶胴太鼓でくり出し練り歩くのです。
……名誉です。
感動ひとしおです。
「宮島太鼓をやっていてよかった!」と、思いつつ、
「お練行列」の先頭をひたすら進みます。 宮島太鼓の次には、香川女子短期大学の神輿が「ワッショイ! ワッショイ!」と続いて来るのです。 特に今回は、宮島小学校・中学校の太鼓クラブの有志と宮島対岸大野の烏陣太鼓のメンバーも加わり、例年になく賑やかな御囃子になりました。
貸切りバスの道すがら、宮島太鼓のメンバーが後部座席に陣取り、音合わせ稽古は一切なし。 祭り参加の気分を盛り上げるため、ただひたすら飲酒に徹して時を過ごす、、、。 琴平町到着は、ちょうど昼食時、、、。 いつもお世話になっている中野屋さんで腹ごしらえ、、、。 衣装着替え済ませたら「出立ちの御神酒」を頂き、いざ出発地点へ、、、。 役者さんたちと合流するこの出発地点は、たいへんな人だかりで、見物客をかき分けながらやっと隊列を組む状態なのです。
賑やかな「町廻りお練り」は、わずか2時間足らず。
終れば一途、宮島へ向けて帰るのみ、、、。
きわめて大勢の賑やかな群衆に取り囲まれながら「お練り」に加わった後、本来、帰路の車中は(普通なら)疲れ果てて爆睡状態になる(はず)にもかかわらず、それでも「アトノ祭り」?とかなんとか、わけのわからぬセリフを吐きながら、また皆うち揃って酒盛りを始めるのが「宮島太鼓」。
「今年も参加してよかった!!!」
満開の桜吹雪とお客さんからの紙吹雪を浴びながら、暖かい讃岐の日差しをたっぷり浴びた一日でした。
「……?」
「はい、ちょうど『讃岐旅情』の記事がブログ掲載される頃、私は定期検診のため病院に向かっていることでしょう……」
「……!?」
「は、はい。ちょいと飲み過ぎで血液検査数値がヤバイかも……」
<投稿:濱岡寛次(只今ペンネーム起案中!)>
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<付記>
A) 【四国こんぴら歌舞伎大芝居】(こちらから入れます)
B) 【宮島太鼓の概要】
〔詳しくは、宮島観光協会ホームページ(こちらから入れます)〕
天野流和太鼓の創始者 天野 宣先生を師と仰ぎ、和太鼓を叩くことを通じ、地域に根付いた人格形成を目指し集まった若者集団。アフターの飲みが切っても切れないのは宮島太鼓の特徴。風呂釜一杯ビールを飲む頃には一人前になるというのが定説。まだまだ八分目でもっと努力が必要かも。
現在、約10名の部員ですがそれぞれの仕事の関係で全員揃うことが難しく、週2回の練習日も儘にならないのが現状です。町内、近隣にお住まいの方のメンバーの一員としてがんばりませんか。
宮島太鼓演奏、メンバー募集中!
「問い合わせお申し込み」
・久保田チームリーダー(久保田酒店)
TEL 0829-44-2228 FAX 0829-44-2227
・(社)宮島観光協会
TEL 0829-44-2011 FAX 0829-44-0066へ
(以上、社団法人宮島観光協会HPより、抜粋転載です)
written by Mr. Kanji Hamaoka
お世話している「宮島太鼓」を引率し、宮島口より貸し切りバスを仕立て四国日帰り旅行に出発したのは先週末4月4日の早朝。 四国こんぴら歌舞伎の「顔見世お練り」という「役者町廻り」に加わって宮島太鼓の演奏をする目的で今年も日帰りバスツアーを仕立て、讃岐に行ってきました。
歌舞伎講演に先立って、「四国こんぴら歌舞伎・顔見世」の『お練り(町廻り)』に、宮島太鼓が参加するようになってから今年で10年を迎えます。
「ナンのこと?」
「ハイ、ご説明します」
「四国こんぴら歌舞伎」とは、
香川県琴平町に江戸時代天保6年(1835年)に建てられた金毘羅大芝居「金丸座」あり、昭和30年頃から復元運動が起こり、現存する芝居小屋としては日本最古といわれています。 ここで年に一度、そうそうたる役者の歌舞伎公演が行われます。 「顔見世お練り」とは、その公演に先だって、役者さんが人力車に乗って挨拶町廻りすること。 今年出演される主な役者の方は「市川海老蔵」「市川右之助」「片岡市蔵」「市川男女蔵」「坂東亀寿」「尾上松也」「尾上右近」という顔ぶれで、4月5日から23日までの19日間、38公演という舞台です。 この「顔見世お練り」には、御囃子、神輿、世話役等々も一緒に町に繰り出す。といった豪華絢爛で盛大な行列です。 その行列をよりいっそう賑やかにするのは「お練りの見物客」。 集まった金毘羅歌舞伎のファンの多いこと多いこと、、、。 人の行き交えないほどに道の両側に集り群がり「お練り」行列に向けて一斉に、紙吹雪をかけるのです。
私たち宮島太鼓は「お練り行列」の先頭を、笛・鉦・うちわ太鼓・締太鼓・桶胴太鼓でくり出し練り歩くのです。
……名誉です。
感動ひとしおです。
「宮島太鼓をやっていてよかった!」と、思いつつ、
「お練行列」の先頭をひたすら進みます。 宮島太鼓の次には、香川女子短期大学の神輿が「ワッショイ! ワッショイ!」と続いて来るのです。 特に今回は、宮島小学校・中学校の太鼓クラブの有志と宮島対岸大野の烏陣太鼓のメンバーも加わり、例年になく賑やかな御囃子になりました。
貸切りバスの道すがら、宮島太鼓のメンバーが後部座席に陣取り、音合わせ稽古は一切なし。 祭り参加の気分を盛り上げるため、ただひたすら飲酒に徹して時を過ごす、、、。 琴平町到着は、ちょうど昼食時、、、。 いつもお世話になっている中野屋さんで腹ごしらえ、、、。 衣装着替え済ませたら「出立ちの御神酒」を頂き、いざ出発地点へ、、、。 役者さんたちと合流するこの出発地点は、たいへんな人だかりで、見物客をかき分けながらやっと隊列を組む状態なのです。
賑やかな「町廻りお練り」は、わずか2時間足らず。
終れば一途、宮島へ向けて帰るのみ、、、。
きわめて大勢の賑やかな群衆に取り囲まれながら「お練り」に加わった後、本来、帰路の車中は(普通なら)疲れ果てて爆睡状態になる(はず)にもかかわらず、それでも「アトノ祭り」?とかなんとか、わけのわからぬセリフを吐きながら、また皆うち揃って酒盛りを始めるのが「宮島太鼓」。
「今年も参加してよかった!!!」
満開の桜吹雪とお客さんからの紙吹雪を浴びながら、暖かい讃岐の日差しをたっぷり浴びた一日でした。
「……?」
「はい、ちょうど『讃岐旅情』の記事がブログ掲載される頃、私は定期検診のため病院に向かっていることでしょう……」
「……!?」
「は、はい。ちょいと飲み過ぎで血液検査数値がヤバイかも……」
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<付記>
A) 【四国こんぴら歌舞伎大芝居】(こちらから入れます)
B) 【宮島太鼓の概要】
〔詳しくは、宮島観光協会ホームページ(こちらから入れます)〕
天野流和太鼓の創始者 天野 宣先生を師と仰ぎ、和太鼓を叩くことを通じ、地域に根付いた人格形成を目指し集まった若者集団。アフターの飲みが切っても切れないのは宮島太鼓の特徴。風呂釜一杯ビールを飲む頃には一人前になるというのが定説。まだまだ八分目でもっと努力が必要かも。
現在、約10名の部員ですがそれぞれの仕事の関係で全員揃うことが難しく、週2回の練習日も儘にならないのが現状です。町内、近隣にお住まいの方のメンバーの一員としてがんばりませんか。
宮島太鼓演奏、メンバー募集中!
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・久保田チームリーダー(久保田酒店)
TEL 0829-44-2228 FAX 0829-44-2227
・(社)宮島観光協会
TEL 0829-44-2011 FAX 0829-44-0066へ
(以上、社団法人宮島観光協会HPより、抜粋転載です)
Comment
[365] >わんだーままさん…
[364] はじめまして。
こんにちは。v(^^*)
たどり着きましたので、コメントだけ残しておきます。
たどり着きましたので、コメントだけ残しておきます。
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「わんだーまま」さんち、今から、私もお伺いします。