躍動感を観たり!:「迫田嘉弘油絵展」(4)

昨日も八丁堀の福屋本店に行ってきました。
あらためて想うに、しっかりと時間をかけ回数を重ねてこそ、ようやく、その絵画の持つ個性が見えてくるもの、、、。 不肖トーマス青木もこれで3回目、最初に見えなかったものが観えてくる様になったのです。
キャンバスの中を観れば観るほど、波が動いているのです。
そう、波の躍動感が、ここまで描かれているとは想わなかった、、、。
特に左下の、海岸に押し寄せ砕け散った波の泡沫をご覧下さい。 目を凝らせばこらすほどに、たった今砕けた波が泡になって只の海水に戻っていく状態が見えてくるのです。
絵画は、不思議です。
写真画像では捉えることのできない『動き』が、今こうして目前に描かれている。 その絵画から、2次元世界を通り越して3次元世界へ、否、さらに時間の移動までを描きこみ4次元世界にまで鑑賞者をいざなってしまう、不思議な力があるのです。
<…続く……> <投稿:トーマス青木>
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タイトル:「迫田嘉弘油絵展」
開催期間: 平成19年11月8日(木)~14日(水)
開催場所: 福屋八丁堀本店7階美術画廊(最終日午後5時閉場)
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