日本最初のバス(5) な、なんと明治38年!「横川~可部」の間、初運行のこと!
明治38年、はれて「横川~可部」間の路線バス運行開始!
まぁ~ こうして紙芝居(鉄板芝居)をつらつら眺めていると、明治後期の「ひろしまの有体」は走馬灯の如く我が脳裡に浮かんでくるからおもしろい。 わずか横川から可部までの距離、道路の込み具合にもよるけれど、現在では片道僅か30分?もあれば十分であろう。当時、可部到着を祝って宿泊掛けの宴会あったにせよ、1泊掛けて運行したと云うからいかにも暢気すぎる。

あらためて「鉄板芝居」に書かれた文言を味わいつつ、当時の様子を想像すればするほどに、実に愉快になってくるのであります…
いよいよ初運行開始の「様子」、書き言葉風広島弁にてうまく表されているから、本日はこれ以上の「語り喋り」?以上で終了! 第9巻~第10巻を下記にしるしておきます。 読者諸兄姉に於かれましては、どうぞご遠慮めされず堂々と! 声に出し、 且つくれぐれも広島弁的晴朗に歯切れ良く、音読して下されば結構です・・・
<・続く・・>
(投稿:執事のトーマス)
先回記事(連載第4回目)は、こちらからご参照いただけます・・・
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(九)
バスが走り出すと、
こりゃまた、たいへんな騒ぎになった。
道は黒山の人だかりで身動きとれん。
窓という窓からは人が手を振り旗を振りよりんさった。
可部に着いたら着いたで
またたいへんじゃ。
飲めや唄えやの大騒ぎでのう。
次の日、とんでもないことが起こるのもしらんで・・・
(十)
飲みすぎたんじゃろうてえ、
可部から横川へ帰るのが えろう遅おなった。
すっかり日が暮れ
薄暗うなっとたがバスは調子ように走っとった。
それが、ちょうど八木の峠に差し掛かったときじゃ。
あそこは下り坂で 昼間でも
気をつけにゃいけんところじゃ。
ゆだんしとったかのう。
何かに
どっか~ん。
バスは思いっきりぶつかったんじゃ。
(「鉄板芝居」の第9巻~第10巻の引用終わり)
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まぁ~ こうして紙芝居(鉄板芝居)をつらつら眺めていると、明治後期の「ひろしまの有体」は走馬灯の如く我が脳裡に浮かんでくるからおもしろい。 わずか横川から可部までの距離、道路の込み具合にもよるけれど、現在では片道僅か30分?もあれば十分であろう。当時、可部到着を祝って宿泊掛けの宴会あったにせよ、1泊掛けて運行したと云うからいかにも暢気すぎる。

あらためて「鉄板芝居」に書かれた文言を味わいつつ、当時の様子を想像すればするほどに、実に愉快になってくるのであります…
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可部に着いたら着いたで
またたいへんじゃ。
飲めや唄えやの大騒ぎでのう。
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(十)
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可部から横川へ帰るのが えろう遅おなった。
すっかり日が暮れ
薄暗うなっとたがバスは調子ように走っとった。
それが、ちょうど八木の峠に差し掛かったときじゃ。
あそこは下り坂で 昼間でも
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