(No.6) シリーズ『宮島美人』を復活したい! 平安衣装の乙女たち(6)

〈添付写真〉『大聖院と平安衣装』
(撮影日) 平成26年11月第3週目
(撮影場所) 広島県廿日市市宮島町大聖院さん境内にて
(撮影機材) FUJIFILM X20s
(撮影者) トーマス青木
紅葉真っ盛り(寸前?)の佳き日、またもや美人がお見えになる。
ちょうど台湾台北市からのツアーで大聖院に御参りの女性グループに取り囲まれ、次から次へ平安美人とご一緒に「はい、チーズ」とばかり、図太い人差し指と中指を使用し、台湾女性は一様に、『Vサイン』をお示しになりながらの撮影に、笑ってニコニコ女優モドキの対応される。
「なんと、撮影される側のVサインは、日本人だけの奇妙な特性か?」
と思いきや、台湾からお見えの観光客女性が一様に『Vサイン』をなさる!
傍から視ていて、微笑ましく、且つ、なんとも滑稽です。
「日本の庶民的習慣は直ぐに台湾に伝播する?……いとオモシロきかな」
ようやく一段落した頃を見計らっておもむろに撮影の願いをした。快諾を得て、さっそく『摩尼殿』を見上げる位置にご案内し、シャッター切ること4回。
手応えあり!
かくして『かくなる一枚』の写真を切取ることに成功しました。
ありがとうございました。 今日もまた、宮島大聖院さんに屯していて『佳き日』とあいなりました。(トーマス青木)
(No.5) シリーズ『宮島美人』を復活したい! 平安衣装の乙女たち(5)

〈添付写真〉『大聖院と平安衣装』
(撮影日) 平成26年11月第1週目
(撮影場所) 広島県廿日市市宮島町大聖院さん境内にて
(撮影機材) FUJIFILM X100s
(撮影者) トーマス青木
ついたちまいりの翌々日の午後、またもや平安時代貴族女性風旅装束を纏ったうら若き乙女が大聖院さん境内に現われた。 おかげ市アネックスにて露店を張らせて頂いている『カフェマガジン旅遊亭』の店先も、丁度一段落した頃にて手が空いていたから、お声をかけた。
「あの、平安衣装のお嬢さま、ちょいと写真を撮らせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?」
とお願いすれば、
「よろしいです……」
とのご返事をいただき、
「ではこちらへ……」
さっそく摩尼殿を背景に立ち位置を決めて頂くも、
この時間この位置の撮影は太陽に向かってカメラを構える如くに『真っ向からの逆光線』に立ち向かう。 結果この写真画像になったのであります。
平安衣装のお嬢様、お疲れ様です。 でも丁度良い季節になりました。
「何が丁度宜しいか!」 と?
はい、夏場お見えになった平安装束のお嬢さまたちはこの衣装を纏って大聖院の階段を上るのは汗だくになってたいへんだったはず。 それから比較すれば『ずいぶん涼しくなった11月上旬』の今日この頃、この装束はこの季節にピッタリです。
宮島へお越しのお嬢様たち、おおいに平安衣装を召されて大聖院さん境内にお越しください。 桃源郷カメラマン・トーマス青木が高級カメラを構えて待機。……おまちしています。
(トーマス青木)
