鹿馬鹿日記:宮島『包ヶ浦』界隈の神鹿、、

<画像>宮島包ヶ浦公園にて、
(撮影日時):平成25年3月下旬午後4時過ぎ
(撮影者) :トーマス青木
(撮影機材):iPhone4S

包みが浦公園内の宿泊施設で『NPO法人宮島未来ミーティング』(NPO法人MMM)とやらの会合があり、包みが浦に入った。
公園内はちょうど桜の咲き始めの頃、一台の軽自動車が車両立ち入り禁止地域まで入り込み、公園内の鹿にエサを与えていたので速写した。 エサ遣りは、法律で禁止されているわけではないが、島内のマジョリーティーからは、白い目で見られているようだ。
宮島島外から、動物愛護団体とやらがしばしばおみえになって、ひそかにえさやりをしておられる話は聞く。がこうして実際にエサやりをしている現場を視たのは、この時が初めてだった。
私は、鹿のえさやりに決して反対ではなく、むしろもっと鹿をかわいがってやりたいと願っている。にもかかわらず、私が近寄っていくと、この乗用車はするすると前進し、たちまち消えてしまった。
エサは?
やおら(30KG入り)の米袋を車から取り出し、粉末状のモノをどっさりと捲きき与えた。と直ぐに、20数頭ばかりの鹿が群がった。
かくして、
包みが浦公園内に住居する鹿は挙って集散。仲良くエサを貪っているもの。と思いきや、
何と、
1分も経過しないうちに餌場から、二頭の鹿が爪弾きされる瞬間を観た。

な、なんと。
そのうちの一頭は、まだ小鹿ではないか、、、。
餌場の群れから離れた鹿を、視線で追っていく。と、約30メーター離れた位置で止り、私の方向を眺めているのであります。
「エサが欲しい!」と、私に訴えつつ、、、
よもや、
私がエサを持っていて、自分たちに投げ与えて呉れるのではないか?と期待しつつ、待っているから、この親子鹿が、かわいそうでかわいそうで、あわれであわれで、堪らなくなりました。
さて、
ご存知の通り、宮島渡船のフェリーに乗ると、決まって「鹿にエサをやらないでください、云々……」船内放送があり、宮島港前広場に降り立つと、栄養失調で痩せ衰えた鹿や、病気で体の部分部分毛が抜け落ちて円形ハゲ状態の鹿とか、見るも無残な、醜悪この上ない姿の鹿がほとんどである。
そして久しぶりに訪れた包ヶ浦公園の鹿たちも、決して発育は芳しくないとみる。
4~5年前と比較して、小ぶりな鹿ばかりになった。以前はもっと大きな鹿が徘徊していた、と思う。
そんな恵まれない宮島の鹿の内輪で、さらに仲間外れになる鹿たちがいるのだ。
そんな彼ら鹿の世界への配慮は全くなく、
* えさやりしない。
* 触らない構わない。
* 無視する。
* しかし、いじめない。(これは最近になって足算された項目だ)
等々、
宮島町及び廿日市市の宮島の神鹿への扱いは、理論的ではなく科学的ではない。ならば、宮島の歴史や文化に立脚して、かれら神鹿の扱いには、もっと情緒的で文学的な対応をすれば宜しかろう。
そして、
宮島親善大使に優るとも劣らない立派な観光産業素材である『神鹿たち』を、もっと可愛がってやろうじゃありませんか。
(トーマス青木)

『宮島大聖院一日まいり古本市』開催のこと

<添付画像>宮島弥山大本山 大聖院 境内にて
(撮影月日)平成25年4月下旬
毎月、ついたち!
宮島弥山大本山大聖院では、毎月一日に『一日まいり』あり。
その特別な日にちなんで!
通年の開催予定にて『宮島大聖院一日まいり古本市』を開催させて頂く運びとなりました。
初回は、来る5月1日。
このたびの特別出店は『一颯かん』 めずらしい豆本と美しい書票をお楽しみください。
ゴールデンウイークも延長開催いたします。是非この機会に新緑の美しい宮島弥山大本山大聖院の境内まで、お運びください。
以下、実施案内を掲載いたします。ゴールデンウイークに宮島へお出かけのせつは是非、大聖院境内までお運びください。
(投稿:旅遊亭編集部)
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―実施日―
(1)2013年5月1日水曜日11時~16時 (ついたちまいり)
(2)2013年5月3日金曜日11時~16時 (憲法記念日)
(3)2013年5月4日土曜日11時~16時 (みどりの日)
(4)2013年5月5日日曜日15時30分 (こどもの日)
今から出店をご希望の方は、以下の参加要領をご参照のうえ、Facebookコメント欄(拙ブログEメール発信も受け付けます)にお申し込みください。詳細申し込み要領をメール送信致します。
―参加要領―
■ 参加可能な日を、事前にお知らせください。
■ 参加日の店頭担当者名(複数名の場合全員の氏名)をお知らせください。
■ 参加代金は1,000円(一日以上が実施される場合、第2日目からの参加代金は無料です)参加当日に古本市の世話係員に直接お渡しください。
― 問い合わせ先 ―
カフェ&マガジン旅遊亭 代表 トーマス青木
メール :tom23baron.ese@gmail.com
携帯電話:080-3877-0822
*留守電になりましたら メッセージをお願いします。
遅ればせながら? サンジョルディの日

<画像>:宮島大聖院境内
(撮影月日)平成25年4月中旬
(撮影者) トーマス青木
(撮影機材)iPone4S
読書好きなお地蔵さまにめんじて、
先ずは、

今日は(昨日は)『サンジョルディの日』だって、、、
だからどうしたのか? ですって。
何電感電(ナンデンカンデン)西欧の真似したがる日本人。真似して成功した例(例えば12月?のクリスマスとか、2月?のバレンタインデーとか、土用?の鰻の日とか)は多いけれども、成功しなかった真似事の日が、かくなるサンジョルディさんの日。
『本の日』にちなんだ訳でもないが、先日宮島の大聖院境内に「本を開いているお地蔵さん」がいた。
よっしゃ、サンジェルマンの日に、読書好きなお地蔵さんをご紹介しておきます。
「……?」
「どこにこの地蔵さんがいるか? ですって。 探してみて下さい……」
「……?」
「はい、地蔵さんの頭の大きさは、そう、ハンドボールくらいの大きかなぁ~」
(投稿:トーマス青木)
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宮島弥山大本山大聖院のこと

<画像>:宮島大聖院境内
(撮影月日)平成25年4月21日
(撮影者) トーマス青木
(撮影機材)iPone4S
初夏、目前に迫る、、、。
宮島大聖院の新緑は、弾けています。
(投稿:トーマス青木)
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映画『キングダム・オブ・ヘヴン』のこと、

<添付画像>:映画『キングダムオブヘブン』より、
(仏蘭西人女優・エヴァグリン、砂漠のほほえみ)
近年稀にみる秀作映画だ。
2005年度制作だから、その筋の映画フアンには既に十分陳腐な記事を書くことになるのだろうが、そこはお許しいただきたい。
この作品、かの指輪物語「ロードオフザリング」を上回る(洋画時代劇ジャンル)作品といっても過言ではない。
さらに此の映画の中、エセ男爵的『お宝発見』あり。それは、四半世紀に一人現われる美女「エヴァ・グリン」は、生まれついての女優か? 華奢な体つきは豊満でないため決して官能的ではない。が往年のエヴァガードナーに優るとも劣らない『目の演技』には驚嘆驚愕にして妖艶この上ない。
実は、
凡そ1週間前だったかBSTVで放映した時(1時間53分)に、きっちり録画した。
3日間で3度、厭きずに鑑賞した。 でも、少しカットされた部分が多いのか、どうも脚本が浮(わ)つき、シナリオの展開に隙間を感じて物足りない。 でもって昨日アマゾンの同映画DVDをチェックしたところ、『初回生産限定盤上映145分間というDVDを見つけた。
![]() | キングダム・オブ・ヘブン 特別編(初回限定生産) [DVD] (2005/10/07) オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン 他 商品詳細を見る |
以上、2005年度製造版なのだが、
かたや、2012年編集盤があり、
![]() | キングダム・オブ・ヘブン(ディレクターズ・カット) [Blu-ray] (2012/09/05) オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン 他 商品詳細を見る |
2時間半に喃々とする超長編映画だから、ディレクターが(勝手に)カットした縮小盤的なものもあるようで、テレビで観たやつは、まさしく編集長おまかせ編集版だったに違いない。
ともあれ、一度、アマゾンにて書籍以外の買い物をする時が来た。と清水寺から飛び降りるつもりで一昨日、ノーカット版を注文した。
来ましたぞ。
届きました。
さあ、今から2時間半、とくとDVD観賞しますぞ。
「……?」
「は、はい、映画鑑賞感想なんてかったるいことは全然書く気にないけれども、稀代の仏蘭西人女優エヴァグリンの魅力については徹底的に覗いてみたくおもいます……」
(投稿:エセ男爵)
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惜春の桜; '13. みやじまフォトウオーキング(サクラ編)by Takashi

宮島フォトウォークも終盤になり、大元公園にたどり着いた。
秋に訪れたときは、そこにはしっとりした深紅の紅葉が待っていたが、今日は逆光に映える爛熟の桜が神鹿を点景に待っていた。
明日は風雨による嵐の予報がでており、今日限りの運命にある桜の瞬時をつたない腕でとらえようとカメラマンが数十人参集した。
今日は天気がよく全く風が吹かない。今にも散りそうな舞い落ちる桜花をとらえようと小一時間待った。
ようやく一風が通過した。
つかの間のシャッター音が静寂を破った。 今日の風はこれのみであった。
(投稿:Takashi)
* 先日の多宝塔の岡のサクラ画像に続き、今日もまたTakashi氏からのご投稿下さった。メールに添付された本文がすばらしくて叙事詩そのもの、そっくり拙カフェマガジン旅遊亭ブログの記事本文にて掲載させて頂く。(投稿:旅遊亭編集部)
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宮島 多宝塔の桜; '13. みやじまフォトウオーキング(サクラ編)by Takashi

<添付画像>みやじま多宝塔の桜
(撮影月日)平成25年4月5日
(撮影場所)広島県廿日市市宮島町 多宝塔の岡
(撮影者) Takashi
TAKASHI兄、ほんとうにいい写真です。
投稿、ありがとう……
----------------- 以下、メール転載 -----------------
トーマス青木様 こんばんは
宮島フォトウォーキングに参加させて頂いて2年目になりますが、桜も宮島がこの近辺では一番ではないかと思います。
多宝塔を背景として、宮島の要所を見渡すことができ、さすが世界遺産宮島であると感激しました。
多宝塔の桜は散る寸前の最後の輝きに満ちているようで見事でした。
このような催しを企画しお世話を頂き、見事な桜に出会えたことに感謝いたします。
今宵は(今夜は)、多宝塔の桜をご高覧ください。
(Takashiより)
--------------------------------------------------
旧友KG氏こと、芸術家Takashi氏より、すてきな画像が届きました。
かくなる当の本人も手ごたえがあったらしく、弾んだメールを書いてきた。
いやさ、うれしいですねえ。
只々、
『NPO法人宮島ネットワーク』にて企画
(指導は松浦先生;NPOメンバー)、
(加えて廿日市市観光課賛助だったか)を、
単純に、Takashi氏に紹介しただけです。
紹介しただけ、でも喜んでもらえる。 これこそ、サービス業従事者の仕事冥利に尽きるというものです。
明日の朝、ブログ掲載発表しようと思ったのですが、桜は旬のモノにて記事も旬。ならば今夜中に掲載しなければ感動も半減すると思い、此処に掲載します。 もちろん、Takashi氏の『勢いあるメール文章』を添付。 『みやじまフォトウオーキング(さくら編)』に、ご参加された皆様に御礼を申し上げ、そして感動をシェアーしなければなりません。
松浦先生、
ご参加者のみなさま、
本当にお世話になりました。
(トーマス青木、書く……)
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鞆の浦徘徊録(2)

<添付画像>広島県福山市鞆町にて
(撮影月日) 平成25年4月8日
(天 候) 晴れ・時々曇り
(撮影者) トーマス青木
(撮影機材) iPhone4S
しおまちの町・広島県福山市の『鞆の浦』に、絶好の季節がやってきた。
それは雛めぐりイヴェントが終り、桜の開花で沸く数日を終えた頃、遅咲きの八重桜と桃の花が満開で湧き立つとき、すなわち晩春が、鞆の浦観光のベストシーズンかも知れない。
春は名のみの、静かに吹く風は未だ冬の名残りあり、めっぽう冷たかったけれど、鞆町の山並みは春うららかに草木の芽吹いている温かさを感じる早い午後、地元福山の友人KO氏のご案内を頂き、初めて 『楢村美術館』訪問する。
当館は、広島県福山市鞆町に在り。 同美術館訪問談義はあらためて記事投稿するとして、本日は江戸時代から続く鞆町の町家に残る『江戸時代の遺産』を切取ったので紹介する。 先月(3月)鞆の暇めぐりイヴェントで訪れた時、同じく和船の廃材で造られた『倉庫の壁材』をご紹介した。実はこのたび、僅かに数ブロック隔てた路地に、元船側の材料だったと思われる廃材で造られた倉庫跡を発見した。 現在は、『深津屋』さん、民芸喫茶のお店になっているけれど、本来は商家の倉庫だったか。
みごとに節約志向が働いていた昔の人々の発想は、学ぶべし。と合わせ、如何に和船を造船する時に使用した材木の耐久力が強靭であったか。年月を経て、今視れば、かくも美しく且つ存在感のある建築材ではありませんか。
かくして、
日本の美、『侘び寂び』の世界は、こんなところに組み込まれているのか。と益々和の美の深遠さと私にとって理解することの難しさを痛感するのであります。
若かりし頃は、その深遠さと難しさゆえに、自ら近寄ることを避けていたのであります。ようやく近年になってこの歳になって、解らないなりに
「ならば『和の美』の位置するその近くに寄ってみよう」という気分が沸きあがってきます。
もう止められません。
和の美に触れるため、宮島のみならず福山市鞆町にも、遠出したいと思い始めました、、、。
(投稿:トーマス青木)
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『宮島桜 25.4.5』:みやじまフォトウオーキング参加作品

<添付画像>:宮島桜25.4.5.
(撮影月日)平成25年4月5日
(撮影場所) 安芸の宮島
(撮影者) Takashi
Takashiこと、旧友KG氏から「すてきな宮島のサクラ」画像を送ってきたのは昨夜(4月5日午後10時過ぎ)だった。
春爛漫の宮島風景はあまりにも美しく、サクラは散る寸前、
というか、
桜散り始める頃、そしてその時、世界遺産的庭園宮島風景は、研ぎ澄まされたTakashi氏の美意識溢れる技法と技術によるワンショット、
なんとも、美しい!…
かくして画面を再び見つめると、薫り立つ晩春のそよ風を体感でき、サクラ色の萌えたつ『春霞』のなか、まぶし過ぎて気分朦朧となるのである。
(文責:トーマス青木)
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