本を買ってください!
珍しく?
このところ(正確には丸々4日間)、アマゾン出品『カフェマガジン旅遊亭』(こちらから入れます…)』書籍が売れない。
ブログの読者さまへお願いがあります。上述サイトを、是非覗いて下さい。
アマゾン出品している本(古本を)を買ってください!
(カフェマガジン旅遊亭古書販売部一同)
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ぶっくすひろしま一箱古本市 in カゼル横川(3/3)

<添付画像>ブックスひろしま一箱古本市の本部付近
(撮影月日)平成23年11月6日
(撮影場所)広島市西区JR横川駅前
(撮影機材)iPhone付属カメラ
これぞ一箱古本市への出店見本! すなわちお手本!であります。
レイアウトがひじょ~に美しい。
場所はカゼル横川のプロムナード入り口付近。
すなわち以下添付画像の、

おおよそ画像内手前の角っこ?付近か。
なんだかんだと質実共にひろしま一箱古本市の「主宰者」は、上の画像左端にてノートパソコンを前に書籍を覗き込んでいるハンチング帽子の伊達男財津正人氏。 財津正人執筆による『本のある生活 ―本活のすすめ』は今年5月に出版され一箱古本市にも出品されていた。
不肖トーマス青木は「今回を逃してはならじ!」と、遅ればせながら此の場で一冊購入。
![]() | 本のある生活 ―本活のすすめ (2011/06/11) 財津正人 商品詳細を見る |
この本はすでに前回3月12日の一箱古本市開催された時、ご紹介下さっていて、
「発刊されたら送って下さい」とお願いしましたところ、
氏はあえて
「是非とも(行きつけの)本屋(書店)さんで購入して下さい……」と仰って、
その時、発刊案内チラシを頂いたのであります。がそのチラシは失せてしまい、その後何度も何度もその本のことが気になって仕方なかったにもかかわらず題名その他の不明な書籍の購入は儘ならず! 本来ならば(失くしたチラシさえ失くさずに手元に持っていれば)とっくに購入し且つ読み終え、はれてこのたび、財津さんにお会いするなり挨拶代わりに一言感想をお伝えすべきだった。にも拘らず、それは不可にて「どうしたものか?」と躊躇しながら参加した次第、、、。
作家莫迦というか何というか、我が目前で自分の書いた本が売れるとなるとうれしくて仕方がないものです。且つ、読んでみたかった本に、見紛うことなく出会えた不肖トーマス青木も嬉しくて、
「一箱古本市在ったからこそ出会えた一冊の本、ここにあり!」等と、あらためて『一箱古本市』の存在意義、存在価値を痛感した次第であります。
もちろん、好きなジャンルの素適なふるほんにも出会えました。 とうぜん買いました。 一箱古本市に参加しない限り、(小生の普通の生活プロセスの中では)けっしてお会いできない人たちに巡り会え、素適なジャンルの人にも出会えたり、すてきな(いつのも)出店仲間に再会できたり、午前11時から午後3時まで昼食をとるのも忘れるほど瞬く間に過ぎてしまいました。
……ほんとうに、参加してよかった。
財津さん、事務局のみなさん、たいへんお世話になりました。
みなさまの、ひとかたならぬ『'11.ブックスひろしま一箱古本市』開催のご尽力、たいへんありがとうございました。 来年も参加したく思いますのでなにとぞよろしくお願いします。 (…完)
<投稿:トーマス青木>
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『一颯かん』さんのマメホン; 一箱古本市 in カジル横川 (2/3)

一風館? 否、「一颯かん」(読み方は、〈いっぷうかん〉と発音するそうです)と称するお店が、このぶっくすヒロシマ主催の一箱古本市にいつもご夫婦で出展されている。 昨年11月は本の栞ならぬ蔵書票をしっかり見せて頂きましたけれど、今回は豆本を中心に見せて頂きました。

若者から高齢者まで?いえいえ年端のいかぬ子供達まで、珍しい「豆本(まめほん)」の虜になってしまって、11時の開店以来「一颯かん」さんの店先には人だかり?とまではいかぬとも立ち寄られる人々が絶えることのなかった一日でした。

お客様の中には、気に入った豆本を離さず、且つ「一颯かん」さんの店先から離れようとしないお子さんが何人もいて、その度に若い母親を困らせていました。
不肖トーマス青木も、豆本ならぬ「絵葉書の芸術」と題して出版された近世絵葉書作品集(グラビアになっているのです)を購入しました。
ま、すべからく「一颯かん」さんの店先には、単なる古書が並んだのではありませんで、並べ方も内容もノスタルジックな昭和の香り漂う「アンティーク」且つ「芸術的品々」の溢れる店構えなのです。
さて、
《画像の貼り付け予定場所》≒(画像公開に付き、只今、一颯かんさんご本人さまのご了解取付け中です!)
すてきなご店主『一颯かん殿』は、こんな感じです。

左隣の女性は(知る人ぞ十分に知っている)一箱古本店「ぺんぎんや」さんのオーナー且つブックスひろしまの事務局幹部Ms.F女史。
話題戻って一颯かんさんのこと。
一颯かん殿から醸し出される薫り高き雰囲気と侘び寂など背景にある佇まいや如何に、、、。
こうなると、最早(もはや)or 既に(すでに)、ふるほんやのおやじと云うよりも、風貌や身なり?!出(い)で立ち等々から察して芸術家です。 <…続く……>
(投稿:トーマス青木)
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* 『蔵書票』の説明について、詳細はこちらからウイキぺディアに入れます……
* 『豆本』(ウイキぺディア)の解説はこちらから入れます……
緊急報告! 一箱古本市 in カジル横川 (1/3)

いってきました!
参加しました!
小雨降る中、この日曜日(平成23年11月6日)に横川駅前『ふれすた・ガジル横川』の一箱古本市に参加しました。
な、なんと! 思っていたより以上に本が売れたのです。 午前11時から午後4時前までに、32冊売れたのです。 初参加した一昨年前は、2日間かけても売れなかった数です。 そして今回のこの販売量とは!?(少し説明しますと)そもそもキャリーバックに詰めてきた本の総冊数は文庫本などもひっくるめ、せいぜい50数冊か。 したがって50%以上販売できたのですから、結果オーライ。 全体的にはどうだったか? すなわち旅遊亭のみならず今回は、参加された一箱店主はぞれぞれに成果を出された様子ですぞ。
まさか、横川でこんな結果になるとは……
横川商店街地区のパワーを見直しました。 雨の日曜日にもかかわらず横川駅周辺にはソレナリに人でがあり、ソレナリに消費活動を成されている。 古き良き廣島時代を彷彿させる? なんだか仄々(ほのぼの)としたノスタルジーを感じた次第であります。

けれども、よくよく見ればJR横川駅前のかお(顔)は大きく変貌している。
それなりに投資し駅前のアーケードを昭和初期風にリニューアル?し、その一環として "CazlYokogawa” など隣接して開かれているのだ。 カゼルには2Fもお店がある。どうやら4割(あるいはそれ以上?)が飲食店のようだ。 添付場像の撮影はいずれも催し物の終盤午後3時半ころ撮影したもの。

そう、取り立てて多くない人通りは、昼食時と夕食時間の夜の賑わいの端境期(はざかいき)。 一通り、人通りがおさまってお店(飲食店)は小休止の時間帯か?
開催開始時刻は雨天だったため一箱古本市の出店場所は通路に変更。 出店者がこのガゼル看板の真下に集合したのは午前10時45分。 総勢?20店舗集合。 『ブックスひろしま』の一箱実行委員の指示に従って販売準備に入る。このわずかな通路スペースのなか3ヵ所に分散し、5~6店舗寄り固まって店を開いた。
なんと、11時過ぎから販売開始してわずか15分、初めてのお客さまに本を買っていただいて1時間もしないうち、20冊の本が売れてしまった。 そしてお昼過ぎの午後1時には、今回で目玉商品としていた『とある本』が売れてしまいました。 午後から何時店仕舞いしてもイイ状態だったのですが、その後じわりじわりと客足はとどまらず、午後3時30分頃に初老の紳士お見えになり、あろうことか「カフェマガジン旅遊亭」にて6冊の本を購入して下さった。
勝負あり! これ以上商品並べていても様になりません。 もう魅力ある商品などありません。 こうなったら店仕舞いするしかない。 これが一箱古本市の弱み?もともと並べたてている商品が少ないから、これで終了です。
以上、出店者(たぶん)全員満足して『'11.一箱古本市HIJ』の幕引きと相成りました。<…続く……(3回連載です)>
(投稿:トーマス青木)
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一箱古本市へ向けて、只今参加準備中!
昨日今日の一両日、そしてたぶん明日も、来る日曜日(平成23年11月6日)に開催される一箱古本市の参加準備で忙しくなっちまいました。
ですから、『忘れ物』と『物忘れ』の連載は少し日延べさせて下さい。
「……?」
なんだかよくわからない?! ですって?
そう、私にとっては今年で3年目(3度目)になるのですが、古本売りに出かけるための準備をしているのです。 (これまた)たぶん「ぶっくすひろしま」の主宰(主催?)にて、かの横川駅前で開催されます。
朝少し遅く(11月6日・日曜日の)午前10時45分集合。
開催時間は、午前11時から午後4時ころまで……
さて?出店数は精鋭の20店舗。 開催場所は『フレスタモール・カジルよこがわ』です。
恥ずかしながら、昨日下見に行きました。 JR横川駅(南側)出札口から徒歩1分のところ。 雨が降っても大丈夫です。
まぁ『カフェマガジン旅遊亭』は大したことないけれど、出店されたオーナーさんは其々に個性的でジャンルは多岐に亘って良本を数多く出されています。
ですから前回(今年3月12日)は、10冊ばかり買ってしまいました。
?……
そう、このところ売るよりもむしろ買う方に気合入っています。
子の日曜日は雨になりそうで、はてさてどうなることやら。 なにはともあれ一箱古本市のイヴェント終わりましたら、報告します。 (投稿:トーマス青木)
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ですから、『忘れ物』と『物忘れ』の連載は少し日延べさせて下さい。
「……?」
なんだかよくわからない?! ですって?
そう、私にとっては今年で3年目(3度目)になるのですが、古本売りに出かけるための準備をしているのです。 (これまた)たぶん「ぶっくすひろしま」の主宰(主催?)にて、かの横川駅前で開催されます。
朝少し遅く(11月6日・日曜日の)午前10時45分集合。
開催時間は、午前11時から午後4時ころまで……
さて?出店数は精鋭の20店舗。 開催場所は『フレスタモール・カジルよこがわ』です。
恥ずかしながら、昨日下見に行きました。 JR横川駅(南側)出札口から徒歩1分のところ。 雨が降っても大丈夫です。
まぁ『カフェマガジン旅遊亭』は大したことないけれど、出店されたオーナーさんは其々に個性的でジャンルは多岐に亘って良本を数多く出されています。
ですから前回(今年3月12日)は、10冊ばかり買ってしまいました。
?……
そう、このところ売るよりもむしろ買う方に気合入っています。
子の日曜日は雨になりそうで、はてさてどうなることやら。 なにはともあれ一箱古本市のイヴェント終わりましたら、報告します。 (投稿:トーマス青木)
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『もの忘れ』と『忘れもの』;紛失したボウシ (2/3)
帽子がなくなった。 なくなったのは、新しく買った帽子だった。
先々週末に買って直ぐに被って帰った。 秋口から冬場にかけて被るモノ(帽子)がなく、久しぶりに(なけなしの小遣いをはたいて)ハンチング帽子を買ったのだが、思った以上に素材良く姿形も相整った逸品にて、入手したこと自体が嬉しくて仕方なかった。
その翌週月曜日午前中に友人KG氏の邸宅で開催した(英文の)ゴルフルールブック読書会あり、その帽子をかむって出かけた。 読書会終り、友人の車でHIJ-JR駅へ送ってもらった。
その道すがら友人曰く、
「ちょっと付き合ってくれないか。(僕がコーヒー奢るから)新しくできたシェラトンホテルの駐車場に車を入れる練習をしてみたい。イザと言う時、どこからどういう風に車を入れてよいか(自分自身が)分かっていないようでは具合が悪い……」
ならば私は、
「ロビーフロアの出来不出来と、コーヒーショップの落ち着き具合でも下見するか……」等と、急遽の私自身の訪問目的をつくる。
昼食前の遅い午前、不良初老男二人そろって色気も何も無い只の物見遊山的ティータイムを決定し、駅前?否、駅裏の新幹線口に(この春)オープンしたSheraton Hotel Hiroshima に初めて立ち寄った。
(おっと、まがりなりにも此処は天下のシェラトンホテルだ。やはりかぶりものは脱がないとまずい!)と紳士を自負する不肖トーマス青木は、まず被っていたハンチングをとり、携えていたゴルフのR&Aルールブック(5~6cm程度のかなり分厚いものです)と英和辞典を入れているタウンリュックサックと一緒に纏めてラウンジのソファー横に置き、そして自分も座った。
約一時間、友人と共に6FのシェラトンホテルHIJのラウンジフロアで慌ただしくエスプレッソを頂く。
(なるほど、このエスプレッソはイケるぞ。シェラトンのコーヒーは合格か? ならば料理は?またの機会に……)
なんだか勝手に『ミシュランのガイドブック』のレストラン鑑定士?になった気分で自問自答する。
ホテルの出口で友人と別れた。 友人は地下の駐車場へ直行、私はHIJ駅に向かう。 駅ビルで用事を済ませ、直ちに山陽本線下り列車に飛び乗り西広島駅にて下車。 運良く我が団地行きの『ボン・バス』が発射寸前にて急ぎ乗車。 この時間に乗り降りするのは団地の中高年齢層にて座席はがら空き状態にて、楽に2人分の席を占領し窓際(空いた席)にリュックサックを置くと、急に眠気が襲った。 勉強会のため早起きしアストラムライン(モノレール)で約30分間かけて友人宅まで移動。約2時間、友人と2人で若干緊張しながらゴルフルールブックを英文で追いかける。 友人と別れ一人きりになって、JR電車とバスを乗り継いで、いよいよ帰宅する段になって安堵感と共に疲れが出た。 いつもながらバスの振動の揺れは眠気を誘う。 うたた寝しながら約25分経過、眠っていて『乗り過ごし』することもなく、ちゃんと所定の停留場で下車した。 ちゃんとリュックサックは抱えておりた。が降りた途端、帽子をかむっていないことに気が付いた。
(しまった!帽子を忘れた……)
停留場を発車して間もないバスの後ろ姿を眺めながら、思いっきり声を張り上げてバスを呼び戻し、自分の座っていた座席付近を捜したい気持ちになったけれども、もう遅すぎた。
こうしてわずか一週間もたたないうちに、新しく買った帽子を紛失した。
この四半世紀の間に、一体全体いくつの帽子を失くしたことか(ぶっちゃけた話、一ダース程度は失くなっている)……
バス停から約5分歩いて帰宅し、遅い昼食を済ませるとドッと疲れが出た。 一体全体何処で帽子を忘れたか? 友人宅から辿ってみた。 確か、ホテルのラウンジで自分の帽子をとった。 すなわちきちんと脱帽して、ソファー席に着いた。
ならば、
ホテルを出る時、すでにラウンジのソファー席に忘れて出てしまった。
すなわち、
『シェラトンホテル』の何処か?
次に、
駅ビルのどこかで忘れたか?否、駅ビルから駅の構内(プラットホームを含む)及び『山陽本線』のJR電車の中か?
あるいは、
『ボン・バス』の中か、
以上、
まずはホテルからチェックする?
ホテルに電話した。
きょうびのホテルは、それがいくら一流タウンホテルと言えども昔のように女性電話交換手なんていない。 電話口にお出になった女性の対応が素晴らしかった。
「さっそくラウンジとそしてレストラン担当に連絡を取り、お忘れ物を調べさせます。折り返しご連絡いたしますので……」と、待つこと約5分、
シェラトンホテルの電話を受けた同じ声の女性から、ふたたび電話がかかってきた。
「電話が忙しくて繋がらなく、私が直接ラウンジに行ってまいりましたが、やはり仰せのお忘れ物(帽子)はお預かりしてございません、大変申し訳ございません……」
ときた。
日本人中高年を満足させるに十分な正しくてまともな日本語を聞いた。 ことばの組み立てがまともであるのみならず、流れる会話の音声から、温かく相手の気持ちを思いやる、教養に満ち溢れた人格を伺えた。
たいへん立派な対応だ。 ボウシが見つからなくても、私は満足した。
次のチェックはJRだ。
問題はココだ。 まず、駅ビルやプラットホームで失くしたたら、もうだめ。 決して出てこないであろう。と思った。 HIJのJR忘れ物係は忙しい。 若し電話して繋がっても今日の事にはならず、JR山陽本線下り列車で忘れたら近くても山口県の西岩国駅、へたすると小郡駅までの間を調べてもらうことになる。 だから、端(はな)から電話しなかった。
でもって最後の手段、『ボン・バス』の本社に電話した。
ちょうどタイミングが良かった。
私の乗ったバスが一回りして車庫に戻ったところ、私の忘れた帽子は見事にボン・バスの私の掛けていた座席付近で見つかったとのこと。
嬉しかった。
翌日にしようかと思ったが、その日の夕刻、往復1時間30分かけてボン・バスの本社まで帽子を取りに行った。 帰宅したのは午後6時45分、とっくに日が暮れていた。
とにかく帽子が見つかったのでほっとした。
たかが帽子、されど帽子。 このところ何かと『物忘れ』が多い。
若い時分から『忘れ物』はよくしていたし、今もその悪癖は変わらない。
それはしかし、『物忘れ』とは違う。
この年齢になると『ものわすれ』は周囲が許さない。
忘れ物と物忘れを一緒に評価し、下手をすると私自身初老の域に入って『老化』したことを自他ともに知らしめ認めざるを得なくなるから嫌なのだ。 だからこそ、どうしても忘れた帽子を見つけたかったし、置き去りにした帽子に出てきてほしかった。
かくして、見事に「買って間もないハンチング」が出てきたのであります。
さて、これで一見落着か?と思いきや、先週末また『大切なモノ』がなくなった。 今度は、二つ折りの本革定期券ケースから「ICOCA(イコカ )カード」がすり抜けて落ちてしまっているのに気が付いた。 気が付いたのは西広島駅の出札前、仕方ないから180円也を支払い、HIJ駅までの切符を買ったのは10月29日土曜日の夕方、急ににわか雨降り始めたので傘片手に自宅を出てバスに乗降し、バス終点に着いた頃、雨の降り終えた、そんな鬱陶しく小忙しい日暮れ時の出来事である。
何故か? なぜ、定期券入れからイコカのプラスチックカードだけがスリ抜けて紛失したのか?
しかししかし、一度紛失したカード! これが週明けに再び出てくるのです。 (続く……)
<投稿:トーマス青木>
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その翌週月曜日午前中に友人KG氏の邸宅で開催した(英文の)ゴルフルールブック読書会あり、その帽子をかむって出かけた。 読書会終り、友人の車でHIJ-JR駅へ送ってもらった。
その道すがら友人曰く、
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ならば私は、
「ロビーフロアの出来不出来と、コーヒーショップの落ち着き具合でも下見するか……」等と、急遽の私自身の訪問目的をつくる。
昼食前の遅い午前、不良初老男二人そろって色気も何も無い只の物見遊山的ティータイムを決定し、駅前?否、駅裏の新幹線口に(この春)オープンしたSheraton Hotel Hiroshima に初めて立ち寄った。
(おっと、まがりなりにも此処は天下のシェラトンホテルだ。やはりかぶりものは脱がないとまずい!)と紳士を自負する不肖トーマス青木は、まず被っていたハンチングをとり、携えていたゴルフのR&Aルールブック(5~6cm程度のかなり分厚いものです)と英和辞典を入れているタウンリュックサックと一緒に纏めてラウンジのソファー横に置き、そして自分も座った。
約一時間、友人と共に6FのシェラトンホテルHIJのラウンジフロアで慌ただしくエスプレッソを頂く。
(なるほど、このエスプレッソはイケるぞ。シェラトンのコーヒーは合格か? ならば料理は?またの機会に……)
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ホテルの出口で友人と別れた。 友人は地下の駐車場へ直行、私はHIJ駅に向かう。 駅ビルで用事を済ませ、直ちに山陽本線下り列車に飛び乗り西広島駅にて下車。 運良く我が団地行きの『ボン・バス』が発射寸前にて急ぎ乗車。 この時間に乗り降りするのは団地の中高年齢層にて座席はがら空き状態にて、楽に2人分の席を占領し窓際(空いた席)にリュックサックを置くと、急に眠気が襲った。 勉強会のため早起きしアストラムライン(モノレール)で約30分間かけて友人宅まで移動。約2時間、友人と2人で若干緊張しながらゴルフルールブックを英文で追いかける。 友人と別れ一人きりになって、JR電車とバスを乗り継いで、いよいよ帰宅する段になって安堵感と共に疲れが出た。 いつもながらバスの振動の揺れは眠気を誘う。 うたた寝しながら約25分経過、眠っていて『乗り過ごし』することもなく、ちゃんと所定の停留場で下車した。 ちゃんとリュックサックは抱えておりた。が降りた途端、帽子をかむっていないことに気が付いた。
(しまった!帽子を忘れた……)
停留場を発車して間もないバスの後ろ姿を眺めながら、思いっきり声を張り上げてバスを呼び戻し、自分の座っていた座席付近を捜したい気持ちになったけれども、もう遅すぎた。
こうしてわずか一週間もたたないうちに、新しく買った帽子を紛失した。
この四半世紀の間に、一体全体いくつの帽子を失くしたことか(ぶっちゃけた話、一ダース程度は失くなっている)……
バス停から約5分歩いて帰宅し、遅い昼食を済ませるとドッと疲れが出た。 一体全体何処で帽子を忘れたか? 友人宅から辿ってみた。 確か、ホテルのラウンジで自分の帽子をとった。 すなわちきちんと脱帽して、ソファー席に着いた。
ならば、
ホテルを出る時、すでにラウンジのソファー席に忘れて出てしまった。
すなわち、
『シェラトンホテル』の何処か?
次に、
駅ビルのどこかで忘れたか?否、駅ビルから駅の構内(プラットホームを含む)及び『山陽本線』のJR電車の中か?
あるいは、
『ボン・バス』の中か、
以上、
まずはホテルからチェックする?
ホテルに電話した。
きょうびのホテルは、それがいくら一流タウンホテルと言えども昔のように女性電話交換手なんていない。 電話口にお出になった女性の対応が素晴らしかった。
「さっそくラウンジとそしてレストラン担当に連絡を取り、お忘れ物を調べさせます。折り返しご連絡いたしますので……」と、待つこと約5分、
シェラトンホテルの電話を受けた同じ声の女性から、ふたたび電話がかかってきた。
「電話が忙しくて繋がらなく、私が直接ラウンジに行ってまいりましたが、やはり仰せのお忘れ物(帽子)はお預かりしてございません、大変申し訳ございません……」
ときた。
日本人中高年を満足させるに十分な正しくてまともな日本語を聞いた。 ことばの組み立てがまともであるのみならず、流れる会話の音声から、温かく相手の気持ちを思いやる、教養に満ち溢れた人格を伺えた。
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次のチェックはJRだ。
問題はココだ。 まず、駅ビルやプラットホームで失くしたたら、もうだめ。 決して出てこないであろう。と思った。 HIJのJR忘れ物係は忙しい。 若し電話して繋がっても今日の事にはならず、JR山陽本線下り列車で忘れたら近くても山口県の西岩国駅、へたすると小郡駅までの間を調べてもらうことになる。 だから、端(はな)から電話しなかった。
でもって最後の手段、『ボン・バス』の本社に電話した。
ちょうどタイミングが良かった。
私の乗ったバスが一回りして車庫に戻ったところ、私の忘れた帽子は見事にボン・バスの私の掛けていた座席付近で見つかったとのこと。
嬉しかった。
翌日にしようかと思ったが、その日の夕刻、往復1時間30分かけてボン・バスの本社まで帽子を取りに行った。 帰宅したのは午後6時45分、とっくに日が暮れていた。
とにかく帽子が見つかったのでほっとした。
たかが帽子、されど帽子。 このところ何かと『物忘れ』が多い。
若い時分から『忘れ物』はよくしていたし、今もその悪癖は変わらない。
それはしかし、『物忘れ』とは違う。
この年齢になると『ものわすれ』は周囲が許さない。
忘れ物と物忘れを一緒に評価し、下手をすると私自身初老の域に入って『老化』したことを自他ともに知らしめ認めざるを得なくなるから嫌なのだ。 だからこそ、どうしても忘れた帽子を見つけたかったし、置き去りにした帽子に出てきてほしかった。
かくして、見事に「買って間もないハンチング」が出てきたのであります。
さて、これで一見落着か?と思いきや、先週末また『大切なモノ』がなくなった。 今度は、二つ折りの本革定期券ケースから「ICOCA(イコカ )カード」がすり抜けて落ちてしまっているのに気が付いた。 気が付いたのは西広島駅の出札前、仕方ないから180円也を支払い、HIJ駅までの切符を買ったのは10月29日土曜日の夕方、急ににわか雨降り始めたので傘片手に自宅を出てバスに乗降し、バス終点に着いた頃、雨の降り終えた、そんな鬱陶しく小忙しい日暮れ時の出来事である。
何故か? なぜ、定期券入れからイコカのプラスチックカードだけがスリ抜けて紛失したのか?
しかししかし、一度紛失したカード! これが週明けに再び出てくるのです。 (続く……)
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